リラックスなセカンド・ウォレット

少し前にこのブログで紹介した新作の2つ折札入れウォレットをここ数回の海外出張時に使ってるんだけど、これがすこぶる調子いい。

僕の中でもともと2つ折札入れウォレットをWALLETS KATSUYUKIKODAMAのメンバーに入れるのは？？？だった。なぜかってそのスタイルが一つ間違えばオヤジっぽいし、そもそもキャパシティが少ないので、僕のライフスタイルの中ではまず使うことはないなって思ったから。

僕はこの数年っていうか10年以上、マルチケースを使い続けて来た。マルチケースはその名の通りなんでも入る財布。通常の財布としての機能だけでなく、パスポート、国際免許、ボールペン、車の合鍵から神社のお守りに至るまでが入ってるオールインワン・アイテムだ。あと領収書もたんまり入っている。

前の会社でマルチケースを作って雑誌Beginで紹介された時、冠婚葬祭用ウォレットとして紹介された(笑)。そのネーミングがまったくカッコ良くなかったんで、僕らサイドから名前を提案して、次号からマルチケースと記載されるようになったのが15年くらい前。

そのオールインワン・マルチケース、重要なもの全部入りなんで落としたりどこかに忘れたら大変なんだけど、それ自体かなり重みもあるんで、バッグに入ってるとその存在感を常に感じてて、意外と落としたり忘れたりすることはない。

とにかく便利だし、それ自体で持ち歩いてもクラッチにも見えるんで一度持ったら離れられないキラーアイテムとして、僕の中での高い地位を確立してきた。

が、ここにきてセールスの久松から2つ折札入れが欲しいとのリクエストが。

なぜ欲しいの？って思って理由を聞いてみると、彼女からなるほどの解答。マルチケースはこれまで通りメインとして使い、ランチに行く時や、お休みの日に近所に出かける時、アウトドアで余暇を過ごす時なんかに、ちょいと持ち出せるアイテムとして必要だって。

確かにヘヴィなマルチケースを常に持つのもカッコいいけど、リラックスする時間にセンスの光るセカンド・ウォレットを持ってるのって、大人の嗜好品としてもなかなかカッコいいかもって少し納得した。

さらに、得意先のバイヤーと一緒に食事したとき、何げに何のお財布持ってるの？って聞いてみると、それはまさに2つ折札入れウォレットだった。そのバイヤーもメイン・ウォレットを所有しつつ、飲み会や休日はセカンド・ウォレットとして2つ折札入れウォレットを使ってるんだって。軽いし気軽に持って出かけられるから楽ですよ〜〜って。

そこから2つ折札入れウォレットは一気に商品化した。

さっきも書いたけど、一つ間違えばオヤジっぽくなるんで、要所要所に盛りを入れてカジュアル感を出すのに何度もサンプルを作った。サイズバランスも変則的にして黄金バランスを少し崩すことで、サイズの目新しさも出した。

で、完成した2つ折札入れウォレットのサンプルを、この前のパリの出張の外出時に使ってみた。不要不急なものは一切入れず、お金とメインのカード数枚だけを入れて持ち歩いた。

地下鉄で切符を買うときにクラッチからサクッと出せるし、モノプリなどのスーパーでもストレスなく支払いができる。レストランでも支払いは100％カードだから、札や小銭も必要以上に入れておかなくていい。

つまりこれまで必要不可欠って思い込んでいた財布のキャパシティは、セカンド・ウォレットの機能には必要ないんだ！ってことが使ってみてよくわかった。そして、「これ、海外出張の時だけじゃなくて国内の日々の生活でも使ってみよう！」って強烈に感じて帰国した。

さて、現在、伊勢丹メンズ1FレザーグッズコーナーにてWALLETS KATSUYUKIKODAMAのプロモーションが開催中です。

その新作の2つ折札入れウォレットや、定番のL字ラウンドポーチ、そしてブランド初の素材イタリアン・コードバンのシッパー・ラウンド財布等、フルラインで展開中(フルライン展開期間は7/19(火)から7/31(月)まで。その後も常設コーナーで展開)。

この機会にぜひWALLETS KATSUYUKIKODAMAと触れてみてください！