KATSUYUKIKODAMA フラッグシップ・ストアがオープン

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ついに12月1日、KATSUYUKIKODAMA フラッグシップ・ストアがオープンした。

朝方は前日からの雨も少しだけ残っていたんだけど、オープン時間には晴れ間ものぞき始め、お客さまをお迎えするのに最高に気持ちいい天気になった。

この数日、オープン準備にセールスの久松も、店長の拓也もばったばたで、自社工場のLABも、12月の繁忙期用商品の生産真っ盛りの最中、ノベルティ制作も重なって大騒ぎだった。

KATSUYUKIKODAMAフラッグシップ・ストアのコンセプトは80年代のポールダンス・バー。まさに僕の青春時代、10代の頃に憧れた大人の遊び場。子どもは絶対の入ることの出来ない妖艶で危なそうな場所。

僕が高校2年の時、MOTLEY CRUEの”Girls, Girls, Girls”のPVに出てくるポールダンス・ストリップ小屋で騒ぐメンバーを見る度に、早く大人になりたいってめっちゃ感じた。舞い踊る金髪のお姉さんの姿にも完全にノックアウト。ハーレーに乗ってLAのポールダンス・ストリップ小屋をハシゴして遊びまくるトミー・リーやニッキー・シックス、ヴィンス・ニールのやんちゃぶりは、今になっても憧れの対象No.1で、あのポールダンス・バーはまさに僕のルーツのひとつだ。

そのルーツをフラッグシップ・ストアのコンセプトにした。

店鋪は、1階と地下1階の2層になっていてほぼ真四角の空間。地下1階はまさにそのポールダンス・バーをイメージしてて天井から地面に垂直に立つポールが壁際に15本、センターポールが1本ある。そのポールに舞うのは、綺麗な金髪のお姉さんではなく、力強い佇まいを放つKATSUYUKIKODAMAのバッグたちだ。

1階のイメージはポールダンス・バーのVIPルーム。3mの巨大なカウンターと2分割可能な1,200m/m画のソファはオリジナルで製作した。

3mのカウンターは藤沢のさいとう工房さんに製作依頼。鉄板で作られた重厚なカウンターの重さはなんと190kg。長いうえに重いカウンターの搬入は想像を絶する作業だった。巨大ながら隅々の仕上げの美しさは天下一品、さすがさいとう工房さんだ。地下1階のステンレス・ポールのバイブレーション仕上げや横バーのくり抜きと溶接も息が止まるほど美しい。森さん、いつもありがとうございます。

2分割可能な1,200m/m画のソファはキヤアンティークスさんに依頼。イギリスで削り出した脚とイタリアから仕入れた牛革で仕上げたミニマルなソファは、心地よい硬さで本当に座りやすい。クッションは可能な限り硬くしてほしいってお願いしてて正解だった。イギリスで削り出した脚や地下1階のセンターポールに合体させた1920年代のアンティークテーブルの木の目つぶし塗装は絶品で、ソファのヘリの曲線も想像を越える逸品に仕上がった。これまたさずがキヤアンティークスさん。宮澤さん、本当にありがとうございます。

さいとう工房さんとキヤアンティークスさんの建物は同じ土地に背合わせで建っている。これってものすごい奇跡じゃない?っていつも思う。アーティストたちが同じ土地に集ったのって偶然ではなく必然だったのかな。

あと、9月末から現場を仕切ってくれた蕨のインテリアオーネッツの大越さん、今回もまた大変お世話になりました。僕が長年イメージしていた憧れの空間を実現していただき感謝しています。ありがとうございます。

さて、完成してオープンしたフラッグシップ・ストア。“10代の頃に憧れた大人の遊び場で、子どもは絶対の入ることの出来ない妖艶で危なそうな場所”がコンセプトだけど、危ない場所では全然ないので(笑)、ぜひ宝探しにお越しになってくださいね。

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