ミラノで出会ったアンティークとモダンの接点を藤沢で実現

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フラッグシップ・ストアの内装が少しずつ前進している。

11月7日から3日間、2018盛夏展(SUMMER 2018)のため内装工事は一旦中断したんだけど、展示会終了の翌日からまた着々と前に進んでいってる。

藤沢のさいとう工房さんでも作業は急ピッチ。そのさいとう工房さんのすぐ裏手にあるキヤ・アンティークスさんには1Fに置くソファの製作をワンオフで依頼してる。

このキヤ・アンティークスさんとの付き合いもそこそこ長い。KATSUYUKIKODAMAを立ち上げたあと、伊勢丹メンズでのヴィジュアル・プロモーションの什器の製作依頼でさいとう工房さんに伺った時に、さいとう工房さんの森さんからアンティーク家具屋さんを紹介してもらった。

そのころ僕はミラノのMARCONA3でコレクションを発表していたんだけど、ショールームの中に雑多に並べられるアンティークのミラーやドア、テーブルや椅子たちが近代的なオフィスのデスクやチェアと絶妙にマッチしてて、シーズンごとに行くたびにイタリア人の素晴らしいセンスに感動してた。

僕がKATSUYUKIKODAMAのショールームを作るときはアンティークのミラーをたくさん集めて並べたいな〜って毎回思って帰国して、目黒通りのアンティーク家具屋に毎週のように通った。

そんな中、森さんに紹介してもらった藤沢のキヤ・アンティークスさんに行ってみてびっくり!住宅街のなかに突然現れるどデカい倉庫の中に、イギリスとフランスのアンティーク家具が所狭しに並んでるわ、吊るされてるわ!!その数1000は下らないどころか1万個以上あるんじゃないかって思うくらいのものすごい在庫量。

最初はその量に圧倒されるんだけど、ひとつひとつをゆっくりと見ていくと、とんでもない年代物のチェアやテーブル、ソファがあることに気づき始める。そして1時間もすると、そこは宝物の山であることに気づかされその場から離れられなくなる。僕はその時から毎シーズンちょっとずつミラーやチェアを買い足してて展示会に並べていたんだけど、それらはフラッグシップ・ストアにも当然置く予定だ。

そんなキヤ・アンティークスさんがオリジナルでソファを製作していることを最近知って、フラッグシップ・ストアのカスタマー用ソファの製作を依頼することにした。担当の宮澤さんとは数回打ち合わせをして、現在木枠は完成。あとは僕がイタリアに発注したレザーが到着したら藤澤に持ち込んで張り込み作業に入る段取りで、さいとう工房さんが製作中の多くの什器と同じくらいの時期の完成になる。

これらが完成したらいよいよ納品〜設置になり、フラッグシップ・ストアの全貌が遂に見えてくる!さてさて、乞うご期待!!

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