2021年初頭の劇的変化〜その1

年明け早々に大腸内視鏡検査の予定を入れていた。胃カメラや五臓六腑のMRI検査は毎年必ずやっている恒例の人間ドックで、去年秋に済ませ全て異常なしの結果だった。大腸内視鏡検査だけは去年のうちに予約が取れず、正月明け早々にやることにしていた。

大腸内視鏡検査前日、20時までに繊維質のないメニューで食事を済ませ、当日の午前中に銀座の掛かりつけの胃腸科へ向かった。胃腸科についてからは腸内をきれいにする溶剤と水を2時間かけて飲み続け、そのあと腸内に何も残ってない状態になるまで約1時間経過したころに検査室へ呼ばれ移動した。

お腹が空っぽになってから全身麻酔を打って眠っている間に検査は行われ、そのあと1時間くらいしたら自然と目が覚める。これは胃カメラの時と同じだ。麻酔でボーッとしているなか身体を検査室からロビーに移動してソファで休んでいると、ほどなくして先生に呼ばれ検査結果の説明が行われる。40歳になってから毎年のことなんで慣れっこだ。ところが今回は先生の様子が少し違った。

先生:Kodamaさん、5年前にポリープ切除していますよね?

僕:あ、はい。

そうそう。数年前にポリープが発見されてその場切除したのは覚えている。小さいボリープだったし内臓内の切除なので痛くも痒くもなかった。

先生:今回もまたポリープがありましたので切除しました。今回は少し大きくて4mm大です。

そうか。久々にポリープが出来ていて、しかも前回よりも大きかったので先生の顔が少し曇っていたんだ。先生はPCの画面を切り替えながら切除する前のポリープの画像と切除後の腸内の画像を見せてくれた。ポリープ切除前の画像には他の部位と明らかに違う若干白みがかった色のポリープが写っていて、切除後の画像には小さな洗濯バサミのような3本の医療用のクリップでポリープが切除された傷口をつまんでいる様子が写し出されていた。前回はそんな器具で傷口をふさいだりしていなかったので、その画像をみて僕は少しぎょっとした。

僕:先生、この洗濯バサミみたいなクリップはずっとこのままなんですか?

先生:いや、これは日が経てば気づかないうちに排泄されるので心配いりません。

その言葉をきいて少しほっといた。大腸内はピンク色で焼肉屋でよく見るホルモンそのものなんだけど、そんなところに黒とシルバーの金属クリップが3個も刺さっているんだもん。そんな異様な光景を見たら誰でもそりゃビビるよ。

先生:それと、今日から1週間は、お酒、激しい運動は避けてください。あとお風呂は大丈夫ですが熱い湯船には浸からないでください。お酒や運動、熱い湯船は血行を良くするため出血を起こし易くします。あと旅行もダメです。

そうそう、そういえば前回もそう言われた。でも当時僕はまだ若かくてちょっとだけヤンチャだったので、先生のそんな指導には耳を貸さず手術当日から普通にお酒をカッ喰らった。

あとで大腸のポリープ切除したあと飲酒等によって約100人に1人が穿孔(せんこう:大腸の壁に穴があくこと)になり、1000人に1人が合併症になって、時に重篤に至る例もあるってことを知り、ビビったことを思い出した。

先生から検査結果を聞いたあと、会計時に看護師さんからも同じ説明をされた。酒はダメですよっ!って診察室と受付で繰り返し言われ「今日から1週間は酒飲めないのか〜〜」と最初はかなり落ち込んだ。でももう僕も若者じゃないし、今回は先生の言うことに従って当分酒を一旦止めよう!って気持ちを切り替えて決心した。

酒を飲みたいから飲むっていう選択によって穿孔や合併症といった余計な病気にかかる確率に自ら近づいていくのもアホらしいし、腸内に金属クリップが3本も刺さっている画像はそこそこ衝撃だったので、さすがに今回酒はマズいだろうと強く感じたのも事実。

しかも今回のポリープ切除がなかったとしても、この25年近く酒を飲まなかった日は限りなくゼロに近く二日酔いが日常化しているのって身体にいいわけがない。昔から恐ろしいくらい酒豪の2コ上の実の兄でさえ、最近は2日に一度は休肝日にしてるって聞いてちょっとうらやましかったし、休肝日を設けることができない自分に焦りと情けなさを実は常に感じていた。

よし!ここは酒のない日常を楽しんでみよう!!

でました!得意のポジティブシンキング by KK!

2021年の幕が開けたばかりの1月6日より、とりあえず1週間を目標とする禁酒(休肝日)がスタートした。

その2につづく〜

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