LOS ANGELES 2019 〜 その1
LOS ANGELES(以下:LA)に行ってきた。5年前から夏の終わりのこの時期はルーティンでLAで過ごしてきたんだけど、今回は特別な用事もあっての渡米。滞在はマリーナ・デル・レイのアパートメントで例年どおり自炊生活だ(とはいっても今回は予定が詰まっていてほぼ外で会食だった)。
何度かこのブログにも書いたけど、僕にとってLAは聖地だ。
僕が中学の時にLAでハードロック・ヘヴィメタル・ムーヴメントが起きた。そのムーブメントの中心だったMOTLEY CRUEやRATT、 GUNS'N ROSESがカッコよくて、僕は彼らの音楽にもファッションにもかなりの影響を受けた。5年前に初めてLAにきた時は、そのムーヴメントの中心だったライブハウスの「Wiskey a go go」や「ROXY」を巡礼し、様々なPVに登場する憧れのレストラン&グリルの「RAINBOW」で食べて呑んで酔いまくった。
それにしてもなぜ片田舎のLAでハード・ロック/ヘヴィ・メタルムーヴメントが起きたのか?LAへは仕事でくるようになったんだけど、いつしか僕はLAにきてその謎解きほぐしたいと思うようになった。80年代にクラブシーンが激しさを増したのにはなにか要因があるはすだ。これまでLAへ何度来てもそのなぜ?を解決できていない。さてさて今回はその答えを発見できるかな?
さて、今回もLAX空港からまずはHertzレンタカーへ向かって車を借りた。ヨーロッパの都市と違ってアメリカの都市は街並みの1ブロックの距離や道路の広さ、それこそ都市自体の何もかものケタが違うから、レンタカーは必須アイテム。これまでも色んなレンタカーを借りてきたけど、手続きに時間がかからないHertzを今回もまた選択。しかもWebで予約手続きをしてきたんで、カウンターでは受付のおじさんと軽く冗談を交わす程度で車にありつけた。
カウンターのおじさんは、アップグレードしてBMWのSUVに乗らないか?って薦めてきたけど、それは断って予約済みのフォードのコンパクトSUVにした。コンパクトSUVとはいえフォードはバリバリのアメ車だけに、日本では大型車の部類に入るサイズだ。住宅街に入り込んでも道は十分広いんで大型車に乗っていてもまったくストレスを感じない。だから小型車を借りる必要がない。それよりも小型車は流通量がそもそも少ないから借りるのは高くつく。それで僕は毎回このサイズを借りるようにしてる。
日本とは逆の右側通行に関しては、最初は少しだけ違和感を味わうけど、2、3回交差点を曲がるとすぐに慣れてくる。で、車を数日運転すると左側通行自体を忘れてくる。LAが好きで仕方ないから順応も早い。
アパートに着いて荷物をクロゼットやキャビネットに整理したあと、近所のスーパーの「Ralphs」に数日分の食材の買い出しに出かける。これも毎回LAに着いてから最初にやるルーティンワークだ。「Ralphs」にある野菜や果物、パンやチーズ、ジュースやワイン、肉やソーセージ、冷凍食品や調味料等々、全てのものがThe U.S.A.なので、旅程の最初に買い出しをすることで身体全体にLAが染み渡る。色んなものを買って帰って軽く料理して夕食を楽しむ。
毎回初日はこんな感じだ。
その2につづく〜