新シリーズANCHORに込められた想い
ANCHOR(アンカー)とは船を水上に固定させておく時に使用する船具「錨(イカリ)」のことだ。
どんな荒波や突風が吹いても船をがっしりと固定する様から「揺るぎない内面の強さ」と船を支える最後の希望という意味合いで「希望の象徴」として古くから語り継がれている言葉です。
本日はANCHOR BACK PACK TOTEと銘打った当ブランド最新バックパックの制作秘話を交えて、アイテムをご紹介いたします。
当アイテムを語る上で欠かせないこと、それはこのBACK PACK TOTEはお客様の声から生まれた商品であるということです。日本全国でポップアップストアを開催しセールスの現場で上がった声を集約して、完成したのがBACK PACK TOTEなのである。
・薄めのマチでコンパクトであること。
・ビジネスでも使いやすいように地面に置いた時に独立すること。
・軽量で持ち運びやすいこと。
・パソコンは13インチを持ち歩きたい。
・休日は1ショルダーで斜めがけしてアクティブに使えること。
etc...
セールスの現場の声を集約しバッグの要となる幾度となく型紙作成、サンプル作成、修正を重ねた。トラッドでもなく、アウトドアでもなく。ナチュラル、ミリタリーでもない。KATSUYUKIKODAMAの掲げる【ハイエンドストリート・カジュアル】のフィルターを通して、尚且つ既存のDENSITY MANIAシリーズとは一線を画する。
まず特筆すべきはブランド史上最小、最薄のバックパックであるということ。かつ旬なスクエアシルエットを起用して、ソリッドで端正な顔立ちに仕上げている。
「通しマチ」仕様でメインハウスはガバッと開閉でき、コンパクトなボディーに余すことなく荷物を収納することが可能だ。ポケット部分にはA4のファイルがぴったりと収まるよう設定されている。ポケットの素材にはPVCを採用して、シャドープリントが際立ち高級感が漂う。
バッグ底部にはドームスタッズを打ち込み独立するバランスで設計し、ビジネスシーンなどでもスマートな使いやすさを追求した。
両肩口のバックルを外せば手持ちで軽快に持ち歩ける、言わば縦型トートのような感覚の新提案。もちろん片方のバックルを外せば斜めがけにしてボディーバッグとしても使える機能は健在。持ち手はオリジナルメタルパーツで留めたスライド式のタイプでスマートな印象。
ブランドらしさとユーザーの声を所狭しと詰め込んだ今作をお見逃しなく。
KATSUYUKIKODAMAという船に乗り、国内も海外もたくさんの旅をしてきました。そしてまだまだ続くこのクリエーションジャーニーに希望の意味を込めて。
ANCHOR / BACK PACK TOTEのご紹介でした。
TAKUYA TODA