5年目のモンスターを囲む新たなラインナップ

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先週と今週は国内ブランドのA/W2018の展示会が目白押しだ。

KATSUYUKIKODAMAもパリから帰還したA/W2018の新作と、追加の新作の展示会が21日(水)からフラッグシップ・ストアで行われる。今年の初秋より展開されるアイテムとシーズンイン前の端境期に投入されるアイテムの受注会だ。新作のサンプル製作はちょうどいまがヤマ場で、LAB長の佐古は、パターンと裁断、縫製の下ごしらえ等でこの週末は休めず(汗)。今回は展示会前日まで久々の徹夜もあるかもだ。

今回のA/W2018展示会は、僕たちにとってものすごく重要な位置づけだ。

っていうのも、S/S2018のシーズンインした1月末あたりからセールスの動向がものすごく良くて、スタッフを派遣する各店舗の昨年比も110%前後をキープしている。シーズンイン早々好調なセールスを叩き出している要因は、シーズンイン前の12月に主要店舗で先行投入販売をしテストマーケティングをしたことだ。そこで出た結果をもとに需要のあるモデルやカラー、適正な奥行きなどを高い精度で予測し的を絞って生産したことで、S/S2018は上々の滑り出しとなった

この2月の国内展は、新作の主要店舗への先行投入リリースの時期とタイミング、そして本格シーズンインの時のプロモーションやポップアップのスケジュールを組むことが最大かつ重要な目的なのだ。

デザインする僕にとっても、パリで熱く照り上がったアイデアを次シーズンのスタート時に展開したいし、それよりも前のシーズン端境期にテストマーケティングしたいって気持ちもすごく強い。自社工場で生産するメリットを最大限に活用して、すべての物事を前倒しして行動して、僕たち自身がトレンドを形成していくっていう理想を現実のものとしたい。だから無理をしてでもパリから戻って1ヶ月もしない中で、さらに新作を作って追加展示会を開催しているんだ。

S/S(春夏)のシーズンインは2月、A/W(秋冬)は8月なんだけど、2・8(にっぱち)はこのファッション業界においてはものが売れない月と昔から言われてきた。新作の展開が始まるんだけど、2月に春夏の主役を並べても気候はまだまだ気温も低く冬真っ盛り。8月にしても酷暑の中でウールやニット、毛足ものが店頭にあっても誰も触りもしない。だからその前の端境期は新作のテストマーケテングをやって消費動向を探った上で、売れずらいシーズンインの2・8に挑んでいく僕たちのいまのスタイルは正しい道筋だし、自社工場じゃなきゃそんなクイック・レスポンスに対応できない。

この2月、超トレンドを通り越して定番化したバックパックシリーズのDENSITY MANIA:PACKシリーズが店頭でこれまで以上に勢いよく動いている。第一世代のPACK1、PACK2、PACK4が息を吹き返し再び主役の座をうかがっているほか、第二世代のPACK1-MやPACK5、PACK6は威風堂々、すでにベテランの風格すら感じる。2014年にリリースされ5年目に入ったDENSITY MANIA:PACKシリーズは、まさにモンスターの名前が最もふさわしい。

そのモンスターを囲んで新たにラインナップに加わった「STRYCHNOS ELEKTR (ストリクノス・エレクトリ)」、そして今週の2月展示会で発表される「ENIGMA VARIATIONS」と「ENIGMA MACHINES」がKATSUYUKIKODAMAの放つ光線に一層磨きをかける。ご期待ください。

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