フラッグシップからの情報発信

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フラグシップ・ストアがオープンした12月最初の週末、店頭でお客さまと接して感じたことを書き留めておこう。

1. お客さまと僕たちが待ち望んだフラッグシップ・ストア

来店されたお客さまは本当にこのフラッグシップ・ストアがオープンするのを望まれていた。KATSUYUKIKODAMAの商品が一堂に展開される唯一の場所がフラッグシップ・ストアで、見たことのない商品や限定アイテムも揃っているので2層からなる店内はまさに宝探し状態。

店長の拓也は、ドメブラ出身でファッションやブランドが大好き。しかも前職はデザイナーなんでモノづくりのこともよく知っているうえ、KATSUYUKIKODAMAとのコラボ企画の担当でもあったのでブランド自体を熟知している。セールスの稚佳にしても、創業メンバーでブランドの成り立ちや秘話、こぼれ話など話題を豊富にもっている。

だから来店されたお客さまといろいろなお話をしていると接客時間はあっという間に過ぎて行く。そんなお客さまとスタッフとの心地良い接点の空間がフラッグシップ・ストアだし、お客さまも僕たちもまさにこれを求めていたんだ。

2. 複数個所有されているお客さまとの出会い

伊勢丹メンズで国内セールスがスタートした2014年2月から3年と10ヶ月、取り扱い店舗も徐々に増えて多くの方がKATSUYUKIKODAMAのユーザーになっていただいてる。フラッグシップ・ストアにはPACK1をはじめとしたバックパックや、財布やキーホルダーなどの小物を持って来店される方が多かった。お話をしていると複数個所有されている方もいらっしゃって、心から嬉しい気持ちでいっぱいになった。

3. お客さまはこのブログを読んで来店されてる

来店されたお客さまに、「なにでフラッグシップ・ストアのオープンを知りましたか?」って質問をすると、皆さん口を揃えて「このブログで」って仰る。しかも「ちょくちょくチェックしてますよ!」みたいな嬉しいお言葉もいただいたりして、ブログやニュースのコンテンツってフラッグシップ・ストアが出来るまでは、僕自身が直接お客さまからリアクションを得ることがなかったのでものすごい新鮮で、これからもどんどんブランドの情報を書いていこうって俄然やる気になってきた!

4. ブランド側からの発信が容易になった

前に勤めていたブランドで17年前に表参道で路面店がオープンしたとき、お客さまにブランド側から情報を発信する方法が皆無で困り果てた。インターネットも普及し始めた時なんだけど、通信環境が今ほど完璧じゃなかったし、もちろんiPhoneなんてないからホームページを作ってそこに情報を載せても効果が少なかった。雑誌に広告出すのもお金がかかるし、とにかく少しずつブランドが認知されていくのを待つしかなかった。お客さまの側も全ての情報はメディアからの発信を待つのみの受け身状態。

それが今は全く逆になった。ブランド側がインスタやフェイスブック、ツイッターなどのSNSをはじめ、ブログや自社サイトなどでガンガン情報を発信することが可能だ。しかもそれは全部無料。テクノロジーの進化で僕たちの持っている情報を簡単に惜しみなくお伝えすることができるし、お客さまはいつでも様々なデヴァイスを使ってその情報を見にいくことができる。ブランド側もお客さま側も自らがアクションすることでほとんど全ての物事が達成・完結するようになった。双方とも受け身の時代は終わったんだ。本当に素晴らしい時代になった。

以上がフラッグシップ・ストアのオープンから5日が過ぎた僕のインプレッション。もう少ししたらまた違ったインプレも出てくるだろうから、またこのブログで書くつもり。KATSUYUKIKODAMAのさまざまな情報発信、お楽しみに!

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