2020年に楽しみにしていたこと〜その2

 

2020年に楽しみにしていたことが次々に中止か延期になってる。自分のなかで整理する意味でも中止や延期なっている「楽しみにしていたこと」を挙げてみる。今回はその2。

LAへの旅:この数年、夏の終わりに必ず行っているLAも、今年は中止せざるを得ない。このブログでも何度も書いてきたけど、僕にとってLAはかけがえのない聖地だ。LAを憧れにしたのは中学生のときに観たRATTやMOTLEY CRUEのプロモーションビデオで、そこに出てくるLAの街並みやライブハウス、ストリップ劇場は、九州の片田舎に住んでいた僕の心を鷲掴みにした。

もともとアメリカをはじめとする欧米への羨望の気持ちは小学1年生のときに芽生えたと思う。近所の中学生のお兄さんの部屋に貼ってあったポスターに写るBAY CITY ROLLERSがカッコ良すぎてその場から離れられなくなった。長くて茶っこい髪、ホリの深い眼、筋の通った高い鼻、ピタピタの衣装、まさに欧米のロック青年そのものなんだけど、それまで僕が接してきた日本人のお兄さんや大人たちとは似て非なるオーラを放つその姿と眼力に僕は驚きのあまり卒倒した。その中でも一番クールなメンバーを指差し近所の中学生のお兄さんに「この人の名前なんていうの?」って聞いたら「エリックだよ。エリック・フォークナー」との答え。初めて聞く英語の名前が新鮮ですごくクールに感じて、それ以来中学、高校、大学のバンドで僕は「兒玉"ERIC"勝之」と名乗るようになった(笑)。

それ以降、欧米への憧れはずっと心に秘めながら過ごしていたんだけど、僕が小学6年生だった1982年に公開された名画「E.T.」でアメリカのハリウッド、つまりLAへの羨望が止まらなくなる。映画の中で流れてくるLAの平屋の住宅街や黄色くて大きいスクールバス、まだ日本で馴染みのなかったハロウィンやピザの配達、主役エリオットの部屋にある大きなベッドやクローゼット、アルファベットの道路標識や店の看板等々があまりにも新鮮で、小学生の僕には衝撃が大きすぎた。エリオット役のヘンリー・トーマスくんと友だちになりたくてテレビで紹介された出身地のテキサス州サンアントニオって土地を世界地図で真剣に探した。エリオットの着る赤い分厚いスウェットのパーカーとストレートのブルーデニムがカッコ良くて憧れて母親にしつこくねだった。映画館で買った劇場用プログラムを穴が開くほどみた。その後リリースされたサウンドトラックも買ってきてレコードが擦り切れるほど何回も聴いた。ストーリーや演出そのものにももちろん感動したんだけど、それよりも垣間見ることも接することもできなかった普段のアメリカを僕に初めて身近にしてくれた映画がまさに「E.T.」だった。この小学6年生の時点で僕はアメリカに渡り、LAで生活することが夢になっていた。

中学入り先述のRATTやMOTLEY CRUEのプロモーションビデオでLAの憧憬がさらに強まっていったけど、そもそもの欧米羨望のルーツはBAY CITY ROLLERSやE.T.であり、エリック・フォークナーやエリオット役のヘンリー・トーマスだった。

そんなLAへは、6年前から毎年訪問してきた。去年行って残ったドル紙幣や貨幣、ドル建て預金は今年も行く予定だからってそのままにしていた。今回はLAの友だちがE.T.の舞台の近くのWoodland Hillsに引っ越ししたんで、友だちのお家に行くついでにロケ地回りをしてみたいななんて思っていた。これまではベニスビーチのマリーナ・デル・レイのコンドミニアム・アパートメントに滞在していたけど、今年からは気分を変えてはサンタモニカかビバリーヒルズ・ハリウッド界隈で宿を探そうかななんて考えていた。それが一転コロナ禍だ。 LAの友だちとのLINEのやりとりを振り返って見てみると、2月までは普通に次の滞在場所なんかの相談をしていたんだけど、3月に入ってからはどちらの国もコロナがやばくなってきて、カリフォルニアのオーバーシュートやロックダウンの状況や日本の状況などのやりとりが続き、ついに今夏のLA行きの話は一切出なくなった。

まあ、まだまだコロナが収束しない状況でLAやパリへ渡航するなんて言ったら僕の周辺もさすがに呆れるだろうし、ここは大人しくしてないとなぁ〜なんて思ってはいるけど、来年だってコロナがどうなっているかは誰もわからない。本当にストレス溜まるわ。

そういえばこのブログを書いていてBAY CITY ROLLERSやE.T.の資料を調べていたら『1982年に公開された「E.T.」の37年後(2019年時点)を描く動画』を発見!38年ぶりにヘンリー・トーマスと再会したよ。僕の1つ下の歳のヘンリー、君もおっさんになったけどあのころの面影あるな〜〜笑。ヘンリーの「E.T.」の次作「ウインター・ローズ」も当然劇場へ観に行ったし、大学時代の僕のいたバンドの名は「WINTER ROSE(ウインター・ローズ)」にした。僕の人生の礎は小さい頃から今に至るまでずっとLAそのものなんだ。嗚呼、LAに今すぐにでも旅立ちたいよ。

つづく〜

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