鬼門の大阪〜重い鉄扉を如何にして開くか? 〜1/2

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やはり、眼は黒かった。色は褪せるどころか若々しくてギラついてる。 要は人なんだ。携わる人がコト・モノをつくる。それを今回の阪急メンズ大阪のポップアップ・イベントで再認識させられた。

KATSUYUKIKODAMAの2019年春のプロモーション・ツアーの最大のヤマ場は、4/24(水)〜30(火)までの阪急メンズ大阪1Fと、5/8(水)〜5/14(火)までの心斎橋大丸1Fでのポップアップ・イベントだ。両イベントとも造作イベントで、限定品や先行販売アイテムが目白押し。僕たちとしてもかなりの気合いで臨んでいて、この両イベントはお客さまとの超接近戦の最重要イベントと位置付けている。大型のGWを挟んで同じ大阪地区でのイベントだから、展開メニューもそれぞれで異なっていて、どちらのイベントに来られてもKATSUYUKIKODAMAのフレッシュなアイテムが会場を埋め尽くしている。

4/30(火)までの阪急メンズ大阪1Fでのイベント、前回のブログでも書いたけど、これまで一緒に時代を過ごしてきたカスタマーさまや、新規のお客さまが多く来店され、またまた多くの出会いがあって僕たちも本当にエキサイティングだった。

僕たちは、2012年にブランドを立ち上げてから、2014年に国内展開をスタートする中で、ブランド構築のひとつに「店頭起点」を掲げてきた。インスピレーションは店頭にあり!ストリートからブランドが育てられて、より一層エッジの効いた打ち出しや提案ができるようになる。お客さまとの超接近戦のポップアップ・イベントは、卸売や ECでは決して味わえない生々しいトレンドの香りと、新しい風を感じる格好の場なんだ。

そして、そんな大切な場におい今回、新たなセールス・チームとの取り組みがスタートした。

そもそも、セールス・チームのチェンジはそんなに珍しいことではない。バンドがデビュー後何枚かアルバムをリリースした後、レコード・レーベルを替えるのと同じように、セールスには得手不得手があるから、ブランド側がより良いセールス・チームに販売を委託するのはごくごく普通のことだ。

東京が活動拠点の僕たちにとって、実は大阪には何度挑戦してもなかなか突破できない長年にわたる鬼門があった。その鬼門を東京のセールス・チームと突破しようとああだこうだと策を練ってきたけど、門にはものすごい重い鉄の扉があって、それは想像以上に重すぎた。

東京のセールス・チームはブランドを立ち上げ当初からのコラボレーションで、KATSUYUKIKODAMAを破竹の勢いにしたのは彼らの力によるところも大きいし、そんな彼らと一緒に「いざ大阪」と意気揚々と乗り込んでこの2年間活動してきたんだけど、大阪の鬼門の鉄の扉にぶつかって、なかなか開くことができずにここまできた。この数ヶ月、東京のセールス・チームとどうやってこの鉄扉を開くことができるのか、色々な案を出しながら再三にわたって折衝を重ねてきた。でも残念ながら、大阪におけるセールスは袂を分かつことになった。

郷に入れば郷に従えとはよく言ったもので、やっぱり東京ブランドが大阪で東京と同じようにセールスするには、大阪を拠点とする地元のセールス・チームとタッグを組むべきなんだろう。

遅ばせながら、やっとこ、いまさらながら、そこに気づいて大阪でのセールス・チーム探しが始まった。

次回へつづく

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